コミュニケーション力が重要
モテる男性の条件「3高」は、もう完全に「時代遅れ」
（東洋経済 岡本純子 2022.9.2のコラムより抜粋）
モテる男性の条件といえば、「3高（高学歴・高身長・高収入）」などと言われましたが、最近は特に「コミュニケーション力」が重視されているようです。
日本のあるマッチングアプリ会社が女性ユーザーに行ったアンケート調査によれば、
▶「ハイスペック男性の定義」は、
1位は「高年収」
2位は「コミュニケーション能力が高い」
3位は「マナーが良い」
という結果でした。
▶「結婚したい男性像」を尋ねた別の調査では、
1位は「育児や家事をしてくれる人」
2位は「浮気と無縁で自分だけに優しい人」
3位は「仕事を頑張る人」
4位は「会話が面白い人」
5位は「節約が得意で家計に優しい人」
という結果に。
「高収入」は7位
「背が高い人」は13位
「高学歴な人」は16位
まさに「高学歴・高身長・高収入」というかつての「3高」はすっかり「時代遅れ」となりました。
女性が男性に「コミュ力」を求める背景にあるのは、「高学歴・高身長・高収入」という男性のスペックそのものよりも、「自分や家族に貢献できるか」など、「いかに周囲の人と上手に付き合うのか」という「人間関係構築力」を重視している傾向があります。
20代男性の
4割が「デートの経験がない」
7割が「配偶者、恋人がいない」
という6月に発表された内閣府の白書に衝撃が広がりました。
▶恋活、婚活の前に、「コミュ活」が必要です。
「少子化対策が必要だ」というのであれば、まずは健全な人間関係を築いていくための「コミュニケーションの基本ルール」である「話し方」を学ぶ機会を、もっと増やしていくべきなのではないでしょうか。
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仲人として、上記コラムの内容は日々実感します。
何回、お見合い、交際してもいつもお断りされてしまう男性は、やはりコミュニケーション能力が低い方が多いように感じます。
もちろん、初めて出会う異性ですから緊張するのは当然ですが、でもやはり男性がリードして色々話題を振らないと、話は盛り上がらず「楽しくなかった」、「男性がリードして話して欲しかった」等という理由でお断りになってしまいます。
仲人として、コミュニケーション力不足の男性には、面談時やお見合いの前に、お見合いの進め方、どんな話題がいいか等アドバイスをしますが、実際、当日になると緊張のため、上手く話せないようです。
特に、女性との交際経験が少ない、交際したことがない男性に多い課題です。
この問題は、女性にも言えることです。
男性との交際経験が少ない、交際したことがない女性もやはり同様です。
男女共に「婚活」の前に、「コミュ活」（人との関わり方、話し方）を学ぶ必要がありそうです。
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